可もなく不可もなし

もう一つ、私が気に入っている玄侑宗久さんのありがたいお話。
こちらが「禅的生活」の最初に出てくる話でした。

ちょっとおふざけが入っていますが、言いたいことは何かというと

人間のからだやこころは無限の可能性を秘めた渾沌であり、そこに意識という釣り糸を垂れると、からだやこころがコントロールできる
そんなことできるわけないと、やってみる前から自分の可能性を制限すべきではない

そして、次の「廓然無聖」の中に「こころは形を捜そうとする」ということが書いてあります。

私の頭の中で、この 2 つの話がいつの間にか融合して、次のような結論になっていました。

人間の心の中には様々な感情が混沌として存在しており、こころは形を求めるので、ニッコリと微笑むと、こころはそれに応じた感情を混沌の海から拾い上げてくる

つまり、笑う門には福来るで、ニッコリと微笑むとこころは形を求めるので自分のこころの中から、ニッコリにふさわしい感情が湧き上がってくるということ。
玄侑宗久さんの言うこととは少し変容している気がしますが、これはこれで正しいと思っています。

少し鬱々としている時にこそ、痩せ我慢でもなんでもいいので、できることならニッコリするようにすると少しだけ気分が晴れるかもしれません。

(2020年4月17日)