今日できることを明日に延期しない

「いまを生きる」ということが具体的にどのようなものか今ひとつはっきりしない部分もありますが、 今回最初にやったのは隣家との境界に生えているシマトネリコの枝切りでした。

約 15 年前に建てた家の境界線上に視線カットの意味でこんな感じの木を植えました。

植えた当初は、「そよそよしてとてもいい感じ」と思っていたのですが、場所的に日当たりがよく数年で猛烈に大きくなってしまいました。

どんどん枝葉が茂ってきて台風の時には、我が家の樋を破壊するまでになりました。

気になったのは隣家の樋です。
敷地がとても狭いので隣家の樋を破壊する可能性もあります。
隣家はとてもおとなしい方なので少しぐらいは我慢されるかもしれないと案じていました。

私が木に登ってそこから落ちると骨折では済まない可能性もあると考え、最近ではシルバーセンターを通して剪定をやっていただける方にお願いしていました。

ただ、シルバーセンターというのが安くて親切でとても人気があるので、お願いしてから何ヶ月もかかることがあります。
そこでやはり自分で剪定することにしました。

勤務を終えた後、日没していましたが、急いで木に登り、大きな枝をバッサリと切り落としました。
かっこうなんてどうでもいいです。とにかく、強風の時に我が家や隣家の壁や樋を傷つけるのはまずいと思いました。
そして作業を終えた後に、なるほどこれかと感じたのが、

今日できることを明日にしない

ということです。
枝を切り落とした後にとてもスッキリした気分になりました。

父親が生きていた頃よく言われたのが、「お前は手抜きばかり考えている」ということでした。
私は「それが人類を進歩させてきた」といつも屁理屈で反論しておりました。

明日できることを今日しないという方針でこれまで生きてきたように思います。

それで、まったく真逆に「今日できることを明日に延期しない」ということを実践してみたわけです。
禅の本に書いてあってような気がします。

明日に思いを残さない

確かにその通りで今日できることを明日に延期しようとすると、こころのどこかに引っかかったまま明日を迎えることになるような気がします。
読んだ本の教えを全く理解していませんでした。

いまを生きるということに少しだけ近づいた気がします。

(2020年4月15日)