人生は途中で終わる

本日(2020年4月23日)、女優の岡江久美子さんが新型コロナ肺炎で亡くなりました。
たった 3 日で急激に悪化してしまったようです。まさに突然の訃報です。

岡江さんにしても、志村さんにしても私とはほぼ同年代、こんなはずじゃなかったと思っていたはずです。

私の両親は、母親は倒れてから 2 日・父親は半日で亡くなりました。
どちらもあまりに突然で、人生というものはこのように突然にして終わる、たぶん私もそのようにして死ぬのだろうと思っていました。

死ぬ方法は自殺する以外は選べないので、私がどのようにして死ぬのかはわからないのですが、両親のようにあっという間に死ぬような予感がしており、 今回の新型コロナウイルス騒ぎのせいでさらにそれが現実的になった気がしています。

新型コロナウイルスでは発病してからあっという間に死んでしまうこともあり、 それならば明日死ぬと仮定して今のうちに思いを残さないようにしておきたいと思ってこのようなことを書き連ねているのですが、 実は何一つとして準備ができていません。

本当はやりたいと思っていたことがいくつかあるのですが、そのすべてをやり終えるまでウイルスが待ってくれないかもしれず、 その場合には私の命は岡江さんと同様に突然断ち切られるのだろうと思います。

たぶん、人生というのは、やりたいことをすべてやり切って思い残すことはないなんていうのは、珍しいのではないかと思います。 私の担当した患者さんの中には、そういう方が何人かおられましたが、いつも「すごいなぁ」と感心していました。

そこで、私の命は途中で終わってもいいと考えられないかと思うようになりました。
いつまで経ってもこの世に未練たっぷりなので、そもそもすべてをやり終えるということは有り得ないような気がするのです。

人生は、普通は未完成のまま途中で終わる
(2020年4月23日)